行き場を失った独居高齢者のペットたち

old lazy dog

昨今、高齢者の「終活」がブームになっています。自分が亡くなった際の葬儀やお墓について家族に意向を伝えたり、残された子供たちへの財産の相続などを含めた遺言をしたためたり、身の回りのものを生前整理したりなど、自らの人生の終わりにかけた準備を始めておこうという高齢者の方が増えています。
しかし、自らの「終活」の準備は進む一方で、長年愛情を注ぎ、癒し慰められてきた大切な家族であるペットの引き受け先について、しっかりと準備している飼養者は残念なことに非常に少ないようです。

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犬の社会化とは

ワンちゃんを含め動物の性質や行動は、遺伝的要素の他に環境的要素によって形成されます。
そして、幼少期の社会的環境が成長後の行動に非常に大きな影響を及ぼします。

社会化とは、生まれてきた仔がその種に特有の行動パターンを身につけていく過程のこと、つまり社会に順応する力を養うことです。

ワンちゃんの場合、生涯社会化を続けますが、特に生後3週齢(21日)前後から12週齢(生後3カ月)前後までを、「社会化期」と呼び、この時期は特に社会化が促進しやすい時期です。
社会化期の前半、6~8週齢までの間に母犬や兄弟姉妹犬と接して、犬社会の行動パターンを学びます。
さらに、社会化期の後半、7~9週齢くらいから、新しい飼い主さんのところで人間との触れ合いや、その家で飼われている猫やうさぎなどの他種のペット、世の中のいろんな音やモノなどを体験し、社会に対する順応能力が増して行きます。

パピーを家族に迎えたら、この社会化期の重要性をしっかり念頭において接していきましょう。

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PomPreece 『バッグ用 冷えひえクールマット Mサイズ』を抽選で10名様に

蒸し暑い夏、キャリーバッグの中でもワンちゃんがひんやり快適に過ごせるように『PomPreece バッグ用冷えひえクールマット Mサイズ』(ポンポリース株式会社様)を抽選で10名様にプレゼント!!

接触冷感生地に薄綿キルティングをした吸水性・速乾性のあるマットです。
夏場のアスファルトを歩かせられないときなどは、ワンちゃんをキャリーバッグに入れて抱えることも多いのでは?
愛犬と飼い主さんの体温で、キャリーバッグの中が熱気でムレムレになった経験はありませんか?
そんな時にとっても役立つのがこちらの『バッグ用冷えひえクールマット』。
バッグの底面に敷くのにぴったり。底に滑り止めと、底板にはめられるベルトつき。
しかも、お洗濯しても接触冷感の効果は持続します。

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犬の混合ワクチンで予防できる病気 その1

犬ジステンパー

ワンちゃんの感染症の中でも、伝染力の強いもののひとつで、死亡率も高い感染症です。感染したワンちゃんと直接接触したり、鼻水、目ヤニ、唾液などの分泌物、排泄物との接触、または飛沫でも感染します。

症状としては、一定しない発熱、目やに、鼻水、くしゃみが出て元気・食欲がなくなり、次第に下痢や血便、肺炎を起こす場合があります。一部は、痙攣や震えなどの強い神経症状を起こす場合もあり、この場合後遺症が残ることもあります。

ワクチンを接種していないと子犬の死亡率は50%、神経症状が出たワンちゃんの死亡率は90%というデータがあります。

多頭飼育などの場合には、急速に感染が広がります。
効果的な治療法はないので、ワクチン接種で予防することが大切です。

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フィラリア予防薬の投与スケジュールの不思議

実は、フィラリア予防薬は駆虫薬です。

蚊に刺されてワンちゃんの体内に入り込んだフィラリア幼虫は、3~10日後にワンちゃんの皮膚の下、筋肉内で、脱皮して移行幼虫となります。予防薬は、この移行幼虫を駆虫することができます。

一般にフィラリア予防薬として使われている薬は、飲んだその日だけ、しかもこの移行幼虫に対して駆虫効果があり、翌日にはその効果は消えてしまうお薬です。(一部の薬剤を除く)

移行幼虫である間に、ワンちゃんに薬を飲ませて駆虫しないと、移行幼虫は50~70日後にさらに脱皮して大きくなり、駆虫薬が十分に効かない状態に成長、静脈内に入り込み、肺や心臓に寄生してしまいます。

月に一度の投薬で、前月に入り込んだフィラリア幼虫を、幼虫が大きくなる前、移行幼虫の間にまとめて駆虫するのがフィラリア予防です。

蚊が飛び始めてから1か月後から蚊がいなくなってから1か月後まで、毎月1回定期的に、飲ませ忘れることないよう、フィラリア予防薬を投与することがとても大切なのです。

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